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昭和30年代の運動会の写真、見て来ました
2020/10/30
広報 岩澤です。
先日、フェイスブックで写真展の情報をいただき、行きたいと思っていた写真展、やっと見に行くことができました!
東武博物館の企画写真展『会社に運動会があった頃』
東武鉄道が社内報用に撮影した昭和30年代の人々の暮らしがわかる貴重な写真が展示されているのですが、
「運動会があった頃」という切り口!
素晴らしいセンスですよね。運動会は当時を象徴するイベントだったのでしょうね。
係の方が、「当時は娯楽はあったものの、まだまだ豊かとはいえず、家族旅行や外食などに現在のように頻繁に行ける時代ではなかったようで、会社の運動会のような福利厚生は大切でした。各支部ごとに運動会が開催され、あちこち地元の学校を使ってとても盛り上がった」とお話ししてくれました。
なかでも一番印象に残ったのは、ポスターにも使用されている「たばこの火つけ競争」。
パン食い競争かと思いきや、吊るされているのは蚊取り線香。タバコをくわえて火をつけようと奮闘する姿。今では考えられないシーンです。
また、短い釣りざおのようなもので、ビンを釣り上げる競技や、子どもたちが、板にダルマを乗せて引っ張る競争など、初めて見る種目ばかりで、とてもワクワクしました。
展示は、人々の暮らしをテーマにしているので、運動会の写真だけではありません。ゴールデンウィークという言葉が登場したばかりの頃、よそいきの格好で行楽に出かける家族の写真や、縁日の虫売りの写真など・・・見ているだけで昭和の時代にタイムスリップしたような気分を味わえました。
写真展は、来月まで開催されています。もちろん、蒸気機関車など、実物の電車も展示されています。お子さんと一緒にお出かけしてみてはいかがでしょうか。
*東武博物館 企画写真展『会社に運動会があった頃』
会期:~11月29日(日)まで
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